【グラフ随時更新】福島第一原発2・3号機 取水口付近海水の放射性
- 上のグラフ
- 数値が発表された 4/2 以降の推移。4/14 のシルトフェンス設置完了以降はシルトフェンス内側の値を採用。
- 下のグラフ
- 比較的最近の推移。
日付 | 事象 |
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4月2日朝 | 2号機取水口付近から高濃度の放射能汚染水流出が発見される |
4月6日朝 | 流出を止めることに成功 |
4月14日 | 放射性物質拡散を抑えるためのシルトフェンスを設置完了 |
5月11日 | 3号機取水口付近から高濃度の放射能汚染水流出が発見される。同18:45に止水完了 |
6月13日 | 2、3号機スクリーンエリアに設置した循環型海水浄化装置の運転を開始 |
東電からは日々の数値しか出されないので、その数値を元にグラフ化した。(※4/30 東電サイトでグラフが提供されていることが判明した。しかし見難いので続けることにする。)
東電によると、4/6までに海水に流出した放射能量は4700兆ベクレルと推定されるという。その後も目視できない箇所からの流出が懸念される。
シルトフェンスの拡散防止効果は疑問視されており、潮の満ち干きによる拡散を防ぐことができないことは確実である。そのためシルトフェンス内の海水は徐々に拡散していくが、グラフからは放射性物質の濃度が減少しているとは言い難い(4/25時点)。未だに海水への流出が続いている可能性があり、注視が必要。
- ※追記 4/26
- 半減期8日のヨウ素131が 4/26 急激に増えていることから、流出の懸念が高まる
- ※追記 5/3
- ヨウ素131 のみ上昇傾向にある
- ※追記 5/12
- 5/11の3号機取水口からの汚染水流出のため、2号機取水口付近も濃度が増加
元データ(東電サイト内)